■愛知県陶磁資料館ギャラリー 金田充夫陶芸展のご案内■


  以下のとおり、愛知県陶磁資料館ギャラリー(愛知県瀬戸市南山口町234)にて「金田充夫陶芸展」

 (入場無料)を開催します。

  2006年11月21日(火)〜11月26日(日) AM9:30〜PM4:30。

  ご興味のある方は、是非この機会にご来場くださいませ。

                                  ⇒ 愛知県陶磁資料館へのリンクはこちら!


 開催期間:2006年11月21日(火) 〜11月26日(日)

 開催時間:AM9:30〜PM4:30

 開催場所:愛知県陶磁資料館ギャラリー

  

窯変南天赤茶碗

 窯変南天赤茶碗

 

  −”窯変南天赤”とは?−    

 

  陶器では困難とされている"鮮やかな赤"の発色に成功。

  一種類の釉薬で七色を出す前代未聞のやきもので、様々に変化した赤が見所

 です。

 

  2004年5月に個展で初めて発表したもので、これから皆様に知っていただきたい

  やきものです。

 

  やきもので鮮やかな赤を出すには、唯一、セレン・カドミウムの組み合わせが使わ

 れますが、これらの元素には、融点-セレン:217度、カドミウム:321度、沸点-セレン

 :685 度、カドミウム:765度という性質があります。

  焼成温度が700〜800度と低い「楽焼」や、いったん1,300度の高温で焼いた後、

 低温で絵付けする「磁器」では赤の発色が可能ですが、焼成温度1,200度以上の

 陶器 では、これらの元素が昇華蒸発してしまうので、赤の発色が困難とされています。

 

  "窯変南天赤"は、釉薬成分の調合および焼成方法技術の開発で、やきものの

 新しい 分野を切り開いたものです。

                                     南天窯  金田 充夫


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