■ 曜変南天(ようへん なんてん)の器のご紹介

 

  曜変南天の器


 ”曜変南天の器”とは?

 

  ”曜(よう)”とは光り輝く意味を持ち、日と月、そして火星・水星・木星・金星・土星の、

 5つの惑星を一週間として、人々の生活が光り輝くことを願って決められていると

 言われています。

 

  曜変南天の器は、私たちの周りの自然や、宇宙が輝いている、その美しさを少しでも

 表現できることを願って作陶したやきものです。

 

 

 

 

 

  鮮やかな赤色の発色を基本としますが、独特の焼成技法によって、

 赤色を黄色、橙、緑、黒、白、青などの他の色へ変化させ、

 ひとつの釉薬で同時に七色の景色を器に表現しています。

 

 

 

 

  独自開発した窯の構造により、一度の焼成で酸化と還元の炎を使い分けることで、

 器の胴肌には赤の景色を描き、見込には赤の色素が昇華蒸発し、青の景色を残しました。

 

  器の底から湧きあがる”輝き”が特徴です。

  眺める角度によって、まったく違った景色が楽しめる作品です。

 

 

 

  器の見込を覗くと、貫入が結晶のように何重にも折り重なり、

 きらきらと輝く美しい景色を魅せています。

 

 

 

 


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